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ネクスト経済研究所 > 未分類 > 国債大量保有

国債大量保有

2012.10.15 08:00

先週、IMF、世銀年次総会が行われた。

この中でIMFは日本の銀行が日本国債を大量に保有している現状について、

「日本の金融システムの安定 にとって主要な懸念要因だ」と警告を発した。

 

この点については従来よりIMFはレポートを出していたが、

日本における銀行部門と財政部門の相互依存、即ちもたれ合いによる

リスクの高まりを改めて警鐘を鳴らした。

 

欧州危機の深まりで安全資産として日本国債が買われ、

長期金利(10年物)は0.8%と歴史的な低水準で推移している。

 

しかし、欧州危機が収束 した場合には、これまでの動きを

巻き戻すように国債が売られる金利上昇の可能性がある。

 

その際は、銀行が巨額の損失を被り、金融システムに深刻な打撃を

与える懸念があるのは明らか。

 

因みに、長期金利が1%上昇した場合銀行の含み損の増加は

6兆円規模になると試算されている。

 

そのリスクが1%との保証はない。

1o%程度も上がるかも知れないとの予想もある。

 

現在はデフレ収束がテーマだが、その次は信用リスクが

テーマになるのだろうか。

 

ネクスト経済研究所

斉藤 洋二

NO85

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