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ネクスト経済研究所 > 未分類 > 欧州不安再燃

欧州不安再燃

2012.04.12 05:33

昨年後半、ギリシャ債務危機の悪化により

ユーロ崩壊か、との懸念が増大した。

 

ただ12月以降、ECBによる100兆円に上る資金供給などにより

欧州危機も一服。

 

さらに、米国の株価高値推移や日本での円安・株高状況に、

市場は久方ぶりに明るい雰囲気に包まれた。

 

 

 

ところが、先日のスペイン国債の入札が不調に終わったことから

欧州不安が再燃してきた。

 

10日は、スペイン国債の6%辺水準への金利上昇を受け、

独米日の長期債へのFlight to qualityの傾向が強まった。

 

ECBによる資金供給の効果が剥げ落ちて来たことが大きな理由の1つと

思われるが、まだ欧州危機が完全に去ったわけではない事を示した。

 

まだ、欧州問題解決への道のりは遠く、今後も市場は

ユーロ17ヵ国の財政状況に一喜一憂する環境に変わりはないようである。

 

 

先日、FRBのバーナンキ議長は米経済について

「金融危機の影響から全面的に回復したと言える状況には程遠い」と語った。

 

この「程遠い状況」は、ユーロ財政問題、更に日本のデフレ問題にもあてはまり、

各国の難問はそれほど簡単に解決とは行かない。

 

 

当面、欧米日の中央銀行による追加的な金融緩和政策が

注目される情勢に変化はないようである。

 

 

ネクスト経済研究所

斉藤 洋二

NO.54

 

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