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エルピーダ

2012.03.01 05:14

エルピーダメモリ社が4000億円の巨額負債を残し

会社更生法の適用を申請した。

 

日の丸・半導体企業が、韓国勢に

開発理念、価格競争、などの点で敗れた。

 

この報道を受け、以下の問題点を感じた。

 

①公的資金投入

 

同社は、2009年に経営が行き詰まっていた。

その時、異例にも個別企業に対し、

300億円の公的資金が注入された。

 

結局、税金は泡と消えたが、この公的資金注入にからみ

経産省官僚によるインサイダー取引も行われた。

 

経産省の責任は重大である。

 

 

②経営陣の続投

 

会社更生法が適用された。

民事再生と異なり、通常は、経営陣が責任を取り退陣する。

 

今回は「DIP型」により社長が続投する異例の措置。

けじめがつかないことはなはだしい。

 

③ガラパゴス化

 

韓国は、廉価なものを追求し、それが世界基準となった。

一方、日本の半導体業界はひたすら商品の高度化を図り、

世界基準からはずれて行った。

 

ここにも日本企業のガラパゴス化が見える。

 

 

震災、円高、タイの洪水、と日本の企業の経営環境は悪化した。

その改善にはしばらく時間がかかるだろう。

 

ネクスト経済研究所

斉藤 洋二

NO.42

 

 

 

 

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