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ネクスト経済研究所 > 未分類 > 保険金不払い

保険金不払い

2011.12.08 04:32

生保各社に出されていた「不払い問題」についての業務改善命令が

近々解除されるようだ。

 

保険金の不払い問題は、生保・損保とも2005年に顕在化した。

その後の調査では、01-05年において生保各社で約1000億円の不払いが見つかった。

 

この背景には生保各社の利益至上主義がある。

92年以降、生保は逆ザヤに転じ、利差益、費差益が減少する中で

死差益を確保するために、意図的に支払を回避した。

 

さらに、各社が他社との商品差別化を図るために、入院や通院給付に関し

商品を複雑化させたが、その管理体制が整わなかった事がある。

 

損保各社においても同様で、98年の損害保険料の自由化による競争激化を受け商品が複雑化し、
システム対応が追いつかなかった事による。

 

故意・過失と、それぞれ事例ごとにその背景は異なるが、

どちらにしても契約者に対し約束した事を実行しなかった点は同じ。

 

ともかく、これを機に、経営陣および会社の意識改善、

更には内部監査体制の強化を図る為に、金融庁から業務改善命令が出ていた。

 

という事で、命令の解除が間もなく行われると言う事は、保険各社が、

体制を一新し、新しく出直す準備が整った事を示す。朗報である。

 

 

ネクスト経済研究所

斉藤 洋二

林の章 5

 

 

 

 

 

 

 

各社が複雑な保険商品の簡素化に取り組み、意図的な不払いもほぼなくなったと判断した。

不払い問題は、05年2月、明治安田生命が金融庁による業務停止命令を受けて表面化した。金融庁は07年2月、生保業界に対し、01~05年度の契約分の実態調査を指示。計37社で135万件、総額973億円の不払いが見つかった。

大手4社の不払い額がそれぞれ100億円前後にのぼり、金融庁は、不払い件数の大半を占めた大手10社に改善命令を出していた。

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