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新興国不安

2014.01.25 09:37

22日(水)に105円を目前としていたドル・円相場は急落し

24日(金)は101円台目前に接近し102円30銭で越週した。

 

この背景には、FRBが行う量的金融緩和縮小によるマネー引き上げ

そして新興国の景気減速懸念がある。

 

今週後半はその懸念が噴出したことから、これまでの株高・円安へとの

リスクオンのムードが一変した。

 

きっかけは中国。同国10-12月の成長率が7.7%に止まり

更にHSBCが発表した景況感指数が50を割り込んだことで景気減速懸念が高まった。

 

更にアルゼンチン。デフォルトから10年以上を経過しているが、

経常収支赤字、外貨準備不足さらには高インフレと経済は未だ再生途上。

 

「介入」による通貨防衛に限界があり、一気にペソ売りが出た。

 

この影響を受けたトルコ、南アをはじめインド、インドネシア、ブラジルは

新興国の中でも「FRAGILE5」(脆弱な5か国)と称されており
投機の対象として売り圧力が高まっている。
今後市場はリスクオンから一気にリスクオフへと転換し
円高・株安への動きが強まるのか否か、28-29日開催の
FOMCの行方が注目される。

ネクスト経済研究所

斉藤 洋二 NO.115

 

 

 

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