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米銀の復活

2013.08.11 09:32

史上最高値水準で推移する米株式相場は、先週は7週ぶりで反落し、

1万5425ドルで終えた。

 

今週で米主要企業の四半期決算発表がほぼ一巡。

また量的金融緩和が早期に縮小するとの観測も売り材料とされた。

 

 

年初来、米国株式市場をけん引しているのは、過去1年間で40%以上も上昇した金融株。

6大金融グループの4-6月期決算は2桁以上の大幅増益となった。

 

個別で見れば、ウエルズファーゴが時価総額で世界1位へと躍り出た。

 

またJPモルガン・チェースも昨年は「ロンドンの鯨」での巨額損失で

ダイモンCEOの更迭も議論されたことから様変わりし、同氏の手腕で復活が目覚ましい。

 

ゴールドマンザックスと共に「3強」は盤石化を進めている。

 

 

一方、「3弱」と言われた、バンクオブアメリカ、モルガンスタンレー、シティも

経営改善を進め、株価は1年前の2倍となった。

 

 

リーマンショックから5年を経過した。

 

当時信用不安を回避するために、公的資金の注入はじめ政府の経営支援を受け

復活してきた米銀だが、大手金融機関への世論の風当たりは厳しい。

 

①商業銀行と投資銀行の兼業を禁じるグラス・スティーガル法の復活

②銀行のトレーデイングを規制するボルカールールの施行など、

③米国独自の自己資本比率規制の導入

など、米銀を取り巻く環境変化にはしばらく注目を要する。

 

 

ネクスト経済研究所

斉藤 洋二   NO110

 

 

 

 

 

 

 

 

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