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アベノミクス

2013.01.15 05:01

日本におけるデフレは既に15年を越え、昏睡状態と言われてきた

日本経済も昨年11月半ば以降、覚醒しつつあるようだ。

 

既に株価は20%上昇し、また為替市場では円は15%近く下落した。

これらは財政、金融、成長戦略を三本の矢とする「アベノミクス」を

市場が評価したことによる。

 

ただ、これはあくまで「期待」を反映したものであり、政策実現の結果は

後日問われる事となる。「噂で買い、事実で売る」というのが市場である。

 

一方、 日本株投資でさんざん苦杯をなめてきた海外も今回ばかりは違うと

評価する向きがある。ノーベル経済学賞受賞者の米プリンストン大のクルーグマン教授も、

「安倍首相が深く考えてやっているわけではないだろうが、結果的に完全に正しい」と“評価”した。

 

ただ、クルーグマン教授は、金融市場はひとまず好感しているものの、

財政持続可能性などに深い洞察を欠いたままの政策運営には、懸念を示す。

またFT紙は「昔と違い日本が世界に売るものは乏しく、円安は特効薬ではない」とも指摘している。

 

甘利再生相は為替については既に90円の現行水準で十分と、

早々と円安による輸入インフレを恐れる発言を行った。

 

せっかく20年振りに日本復活の芽が出かかっているのに

余計な発言だと思う。

 

日本経済の病巣は潜在成長率の低下と人口減少にありその根治は難しい。

安易な処方箋は何ら解決策をもたらす事はない。

 

暫くは円安そして成長戦略により成長戦略を推進させる事が肝要である。

 

 

ネクスト経済研究所

斉藤洋二  NO.97

 

 

 

 

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