年金消失
2012.02.27 07:15
年金は3階建て。
1階は国民年金、2階は厚生年金、そして3階部分が
企業年金。
企業年金は、会社と個人の負担で積み立てられ
その対象者はサラリーマンの半数にあたる約1700万人。
厚生年金基金は約700。
低金利の時代であり、積立金の運用に苦慮している。
今、年5%、場合によっては8%で運用する投資顧問会社がある。
これに飛びつく年金基金があるのは当然だろう。
しかし、これはあやしい、と考えるのも
担当者の責任だろう。
AIJ投資顧問は預かり資産2000億円の9割程を
雲散霧消させたという。
オリンパスの損失隠し同様、ケイマンの投信を利用した
ようだが、単純に投資に失敗だけではないはず。
如何に資金が流用されたのか
その犯罪的手口の実態は間もなく解明される。
ネクスト経済研究所
斉藤洋二
NO.41
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