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辰年は?

2011.12.22 05:36

2011年兎年は、世界は欧州債務危機、

国内は、東日本大震災の復旧・復興に終始した。

 

世界経済は新興国を除き低成長に喘いだ。

日本についても、株は下値を探り、また円高が続いた。

結局、日本株は底値水準、円も高値水準で越年の気配となった。

 

 

さて12年辰年は?

 

まず欧州。

ユーロ崩壊の憶測は消えて無くならない。

成長率もゼロ近辺になりそうだ。

 

ただ欧州発の悪いニュースへの市場の反応度が薄れて来た。

これが最大のユーロ下支え材料になるものと思う。

 

新興国代表の中国。

これまで9%の成長を維持してきたが、景気減速は必至。

土地バブル崩壊の危機も高まる。

新しい波乱要因になる可能性が高い。

 

 

そして米国。

欧州・中国に比し、相対的に評価は高い。

ただ失業率8%台、成長率1%台と内実は厳しい。

 

経済成長の目玉となる産業はなく、金融政策頼み。

QE3の出動を待ち望む声は根強く、世界経済を牽引するには力不足。

 

そして日本。

輸出に頼る構造は不変で、世界が不況感を強める中で苦しい。

株価は米国と上海次第で多くは期待できない。

 

 

以上から、

世界的な経済減速下、株価に力強さは期待できない。

と言っても既に一年間下値を探ってきた。

相場は既に下方硬直的である。

 

為替は全て最下位候補の様相。

金融政策の緩和の余地の大きさが最弱通貨決定の

最大の要因と見られる。

 

従って、この基準に基づき、弱い順に並べると、中、欧、日、米、

の順番になるものと予想する。

 

最後に好材料を一つ。

世の中のエコノミストと称する人たちは殆どが弱気。

 

皆が弱気である時こそ反転が近い、のは相場の常道。

これこそが最大の明るい材料。

辰年は案外悪くない、と思っている。

 

 

本日を持って、今年は休筆致します。

本年はご購読頂き有難うございました。

 

新年は1月5日より再開致します。

Merry Christmas &  A Happy New Year!

 

ネクスト経済研究所

斉藤洋二

風の章8

 

 

 

 

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